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【連載小説】春恋メモリー♡ Vol.2(香澄×黒尾の場合)思ってたより怖くない……。金髪ヤンキーと教室で2人きり!?
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2016.04.20 更新

【連載小説】春恋メモリー♡ Vol.2(香澄×黒尾の場合)思ってたより怖くない……。金髪ヤンキーと教室で2人きり!?

Category:ビューティ

同じクラスの男女8人に起きる、胸キュン小説連載♪

小説×イラストのスペシャル企画、全4回の第2回目♪
魔法のiらんどNOVELの人気作家、丸井とまとさんによる胸キュン小説を連載でお届けするよ。
イラストを担当してくれた、屑流あくあさんのコミックも毎回掲載!

今回の主人公はこちら!

【春恋メモリー♡ Vol.2】(香澄×黒尾の場合)

槙野 香澄(まきの かすみ)

槙野 香澄(まきの かすみ)

背が低くて守ってあげたくなるような可愛らしい女の子で、薄茶色のふわふわボブがトレードマーク。気弱で男の子がちょこっと苦手。特に黒尾が怖いので、一緒に作業をすることになって怯えていた。

黒尾 真夜(くろお しんや)

黒尾 真夜(くろお しんや)

金髪でちょっとヤンキーっぽい外見。口も悪くて、女子からは怖がられているけど、星野達とは仲が良い。実は案外真面目で、優しいところもある。

昼休みにクラスの仲の良い子達と談笑をしながら歩いていると

「槙野、美化委員のポスター今週中だからな」

廊下ですれ違いざまに先生に声をかけられて、わけがわからず立ち止まって振り返る。

「び、美化委員? ポスター?」

いったいなんの話でしょうか……?

思い当たることが全くなくって疑問符が頭上に浮かぶ。

「そうだ! 香澄が休んでたときに、委員決めたんだよね」

花梨が気まずそうに苦笑しながら言うと、彩芽ちゃんや美尋も思い出したように「ああ!」と声を上げた。

「その……それはまさか私が……美化委員?」

「えへへ、言うの忘れてたわ」

「えへへじゃないよ! ポ、ポスターってなに!?」

「確か美化委員は校舎を綺麗に使うことを促すポスターを描いてこい、とか言ってたような気がするな~。ごめんごめん!」

軽い口調で言いながらも花梨が申し訳なさそうに顔の前で手を合わせた。

今週中ってあと3日しかない。それに美化委員になってたなんて……確か委員ってクラスで男女一人ずつの決まりのはず。

男子の方は誰だろう……。
小学校の頃にクラスの男子にからかわれて泣かされてから、男子ってちょっと苦手で普段からあまり話さないんだよね。

「……ちなみに美化委員の男子は黒尾」

「ぅえええ!?」

ぽつりと呟くように言った美尋の言葉に、思わず大きな声を上げてしまった。

よりによって“あの”黒尾くんが美化委員だなんて……。

「がんばっ」

完全に他人事な美尋は暢気にガッツポーズをして、にやりと笑った。

これから一緒に黒尾くんと美化委員をやらないといけないなんて……。

黒尾真夜(くろお しんや)くんと言えば、金髪で制服を着崩していて見た目がヤンキーっぽい。口も目つきも悪いし、クラスの中でも特に苦手なタイプ。

けど、ポスターのことも詳しく聞きたいし、話さないといけないよね……。

***

「くっ、黒尾くん!」

席で気怠そうに頬杖をついている黒尾くんに声を上擦らせながら恐る恐る話しかける。

「あ?」

「ひっ!」

ギロリと鋭い視線を向けられて、怯んでしまう。

こ、怖い! 睨まれてる、よね?
もしかして機嫌悪いときに話しかけちゃったのかな。

「び、美化委員のポスターのこと、なんだけど……」

「あ……やべ。伝え忘れてた」

この様子だと黒尾くんも作ってなさそうだよね。というか、黒尾くんがポスター作るとか想像できないや。

「あの、私が描いてくる、ので……」

「なんでだよ」

「ひっ!」

悪いことを言ったつもりはなかったんだけど、何かが機嫌を損ねてしまったらしい。

更に不機嫌そうな表情になっていて、心臓がバクバクと騒ぎだして足が微かに震える。

こ、怖い! 怒るポイントどこだかわからないよ。

「手伝う」

「ぅ、え!?」

「放課後、お前作業できる?」

「は、はい!」

黒尾くんの口から手伝うって言葉が出てきてびっくりして思わず「はい」って答えちゃった。

もしかして、これって一緒に作業するってことになっちゃった?

「じゃ、放課後教室で」

それだけ言うと席を立って、教室から黒尾くんが出ていった。

さぁっと血の気が引いていく。

放課後に教室で二人っきりで作業。

あの黒尾くんと……?

「やだ! 何かが始まる予感~!」

「ひぃい! 花梨、どっどうどどどどうし」

「ちょ、香澄落ち着きなって!」

花梨の服をぎゅっと掴んで、潤んだ瞳で見上げる。

「だ、だって」

ただでさえ男子は苦手なのに!

「そんなに黒尾が怖いの?」

彩芽ちゃんが呆れた表情をしながら、小さな子どもでもあやすように私の頭を軽く撫でた。

「ど、どうしよう! 昼間食べたパスタににんにく入ってたの!」

「え、うん……それで?」

「黒尾くんと作業するときににんにく臭いって思われて、にんにく女っていびられて……翌日にはみんなに広まって、にんにく女ってあだ名に……」

「あっははは! 香澄妄想しすぎ! いくら黒尾でもそんなこと言わないんじゃない?」

目に涙を浮かべながら彩芽ちゃんが笑い出す。

だって、二人っきりで作業なんてしてたらにんにく臭いのバレちゃいそう。そしたら黒尾くんならハッキリとにんにく臭いとか言ってきそうだし……。

「まあ、でも気になるならこれ食べる?」

彩芽ちゃんが鞄から、透明のケースを取り出した。

ケースの中に入っている黄色の粒がカシャカシャと音を鳴らす。

「……グミ?」

「ブレスケアしてくれるグミだよ。これ食べたら大丈夫なんじゃない?」

「ありがとう!」

そんな素晴らしいグミがあるなんて……これを食べたらにんにく臭を消せるかも!

「彩芽って、何気にそういうのちゃんと持ってるよね……すごい」

「美尋はもう少し女子力ってやつを気にした方がいいと思う。ほら、寝癖ついてるよー」

「……だって、そういうのめんどいもん」

花梨と美尋が会話をしている横で、彩芽ちゃんから貰ったグミを一粒食べる。

口の中にレモンの甘酸っぱい味と爽快なミントがスーッと広がって、少しだけ気分も軽くなった。

完全に不安が消えたわけじゃないけど、放課後頑張ろう。

***

机を向き合わせながら互いにポスターの下書きを描く。

ちらりと視線を上げると黒尾くんはムッとした表情でシャーペンをこめかみに押し当てながら、悩んでいるようだった。

い、意外と真面目?

てっきりやる気ないオーラ全開で、さっさと終わらせろやオラー! ってなるかと思ってた……。

っと、私もしっかりとやらなくちゃ。

「槙野……」

「は、はい!」

「すっげーな!」

私の描いているポスターの下書きを覗き込んで、目をキラキラと輝かせている。

あの黒尾くんとは思えないくらい明るい表情。

こ、こんな顔するんだ……!

「絵、上手いな!」

「そう、かな?」

「おう、見てて楽しい」

「……っ!」

笑った顔、初めて向けられた。

怖い人だって思ってたけど、こんな風に優しく笑うんだ。

「字もすげー綺麗」

ポスターに書いた私の字を黒尾くんが指先で撫でる。その仕草になんだかくすぐったさを感じて、照れくさくなってきた。

男子って苦手だけど、思っていたよりも黒尾くんは話しやすいのかもしれない。

「あのさ……ポスターのこと伝え忘れてて悪かった。早めに言っておけば、こんな風に作業することなかったのにな」

「え……」

「槙野って俺のこと怖がってるだろ」

ドキリとした。

じわりと手のひらに嫌な汗が滲んで、握っていたシャーペンが少し滑る。

私の怯えはずっと黒尾くんに伝わっていたんだ。

一方的に怖がって、黒尾くんは私に悪いことなんて何もしていないのに。

私、黒尾くんに酷い態度とってた……。

「まぁ、俺こんなんだから怖がられても仕方ねぇけど」

く、くろおくんは……思ってたよりもこわくない/ってことは話すまで怖いって思ってたのか

「ご、ごめん。……怖いって思ってました」

「あはは! すっげー正直!」

口も目つきも悪いけど、話してみたら案外真面目で……優しく笑う人だった。

豪快に笑い出したかと思えば、ニッと歯を見せて温かな眼差しを向けられる。

「そういうやつ、好き」

「……っ!」

ずきゅんと胸を射抜かれてしまった。

どうしてだろう。男子は苦手なのに……。

呼吸をするのを一瞬忘れちゃうくらいドキドキして、黒尾くんから目が離せない。

「あ、あの、その……明日も一緒に作業してくれる?」

うわぁ……声裏返っちゃった!
でも、もっと黒尾くんを知りたくて、話してみたくて。

きっと今日だけじゃ足りない。

「俺もそれ思ってた」

少し驚いたように目を見開いていた黒尾くんが、すっと目を細めて口角をつり上げた。

「じゃ、明日もここで作業だな」

最初は怖かったし、何か言われたら嫌だって思ってブレスケアしたけど、今は違う意味でしておいてよかったって思う。

ああ、でももう少しメイクとか髪型とかちゃんとすればよかった。明日はもう少しちゃんとしよう。

本当、恋って突然始まる。

「女子の美化委員が槙野でよかった」

「っ、私も! …………黒尾くんで、よかった」

目が合って、ドキドキと鼓動が速まっていく。

憂鬱だった放課後が一変して、心の中でカラフルな星が弾けるように煌めきだした。

始まったばかりの淡い恋心を胸に秘めて、こっそりと願った。

これからもっと彼のことを知っていけますように。

今回の小説で紹介したアイテムはコレ!

初めてのキスはレモン味!?
すっきり爽やかな息でチュー♡ を待とう♪

噛むブレスケア レモンミント

噛むブレスケア レモンミント

25粒 ¥360/小林製薬

食事の後のお口リフレッシュ! の定番アイテム。一番人気のフレーバー「レモンミント」は、レモンの酸味とミントの清涼感がミックスして、気分転換にもよさそう♪ 午後からも頑張りたい時や、彼との食事の後には欠かせないね!

こんなアイテムもオススメ!

爽やかな息で新しい恋を呼び込もう♪

突然のチュー♡ でも安心!
お出かけ先でもいい香りでオーラルケア♪

歯磨き用タブレット
ライムライト

ライムライト 50g ¥900/ラッシュジャパン

オーラル プレジャー

オーラル プレジャー 50g ¥1,000/ラッシュジャパン

噛み砕いて歯ブラシする、歯磨き用タブレット。
歯ブラシがなくても水を口に含めばマウスウォッシュになるから便利♪
爽やかな香りでリフレッシュできる「ライムライト」と花の香りで大人女子を演出できそうな「オーラル プレジャー」。
今日のデートはどっちにする?

女子のモテ度は「清潔感」で決まる!
天然ペパーミントでお口爽やか♪

made of Organics オーガニック マウス フレッシュナー

made of Organics オーガニック マウス フレッシュナー

25ml ¥1,000/たかくら新産業

ランチの後やリフレッシュしたい時などにシュッとひと噴き!
オーガニックペパーミントの爽やかな香りが広がるよ♪
いつでもカバンに入れておけば、気になる男子と急接近しても安心☆
清潔感のある女の子をアピールできちゃいそうだね。

【Novelライター】丸井とまと

丸井とまと

丸井とまと

趣味はアクセサリー作りと物語を書くこと。
重度の声フェチで、声優さんのwebラジオが癒し。

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